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■コラム(1万円で乗れるRS1とは)

同じ「1万円」でクルマに乗ること。「リース」と「ローン」どっちがお得?

ここ最近、よく見かけるようになった「新車が月々1万円で乗れる!」という看板やノボリ。ローンだと頭金を用意したり、例えば120回だと10年も払うのかぁ…と思ったり。でも「新車が月々1万円で乗れる!」と言われると、「1万円なら払えるからいいか」と思うもの。でも、本当はどちらの方がお得なのでしょう。
 
まず、「新車が月々1万円で乗れる!」もいろいろな内容があるので、ここでは一例として見てください。
 
よく「新車が月々1万円で乗れる!」と書いてある中には、例えば7年間乗ることができ、付属品や車検・点検込み、さらに自動車税込みというのもあります。それだけ含んでいて月々1万円なら魅力です。車検ごとにお金がかかる心配や、毎年の税金も気にすることはありません。
 
しかし「月々走行距離が多いお客様は金額が変わります」や「リース終了時(この場合は7年経過)に査定額を計算し、査定額が下がった場合には差額をご負担ください」、さらに実はボーナス払いがあったりなど、細かく見なければいけない内容がたくさんあったりするのです。
 
つまりボーナス払いがあると、その時は支払いは増えます。また、クルマを返す時に査定額が下がっていると、クルマを返すだけではなくお金を払わないといけないということになります。査定額が下がる原因としては、規定の走行距離以上走っていたり、事故や修理、改造をしていたりと様々。キレイに乗っていても、人気がなければ市場価格は下がるので査定額も下がるのです。
 
このように細かく見ていくと、車中泊カーのように「距離を走る(遊びに遠出することでしょう)」「車内を改造する(ベッドや棚の設置するでしょう)」ようなクルマには、このリースは向かないのです。


RS1の1万円で買えるとは何? 

では、RS1を例に考えてみましょう。
RS1はスズキ・エブリイのジョイン・2WD・5MTを基本ベースに価格設定をしています。車両本体・ベッド・楽ナビ・諸費用込みで150万円(税込)、月々1万円のお支払いとなります。
 
これは180回払いで、金利を含めると総額180万円ほどになります。ちなみに金利は2.5%。特別金利なのでかなりの低金利です。
180回=15年なのでかなり長いように思いますが、15年間お金を借りても金利は30万円ほどと、低金利がここに生かされています。
 
これは頭金がない設定なので、頭金を用意すると当然月々の支払いは少なくなりますし、もっと短い期間に設定してもいいでしょう。途中でローン残金の一部を支払うということも可能です。
 
もちろん、リースではなくローンという購入方法ですから、クルマの返却もありませんし、走行距離の縛りもありません。内装も自由に仕上げてもOK! 同じ「月々1万円」ですが、ここがリースとの大きな違いなのです。
 
ちなみに、このRS1はお支払いに対して、できるだけ分かりやすいように心がけました。細かな端数は除きますが、180回払いの総額150万円・月々1万円ですが、総額が15万円アップすると月々のお支払いが1000円アップします。例えば30万円分オプションを装着し総額180万円になると、月々12,000円のお支払いになるのです。60万円プラスなら月々14,000円です。もちろんプラス分は頭金でお支払いも可能なので、総額180万円で頭金30万円にすると、150万円になるので月々1万円となるわけです。大まかな計算ですが、おおよその支払額が分かると思います。
 
もちろんリースにもローンにも、メリット・デメリット、それぞれがあります。ただ車中泊カーの場合はローンの方がお得であり、“使える”クルマになることは間違いありません。「月々1万円から買える」RS1で、思い出作りに出かけてみましょう。
 
※価格はすべて税込みです。